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大人の嗜み?パイプってなんだ?

パイプは喫煙具の一種であり、元々はアメリカ大陸の原住民であるインディアンが使っていたものです。
その後イギリスなどのヨーロッパへと広がり、大人の嗜みとして人々の間で流行しました。
パイプといえば架空の人物ですが、イギリスの名探偵シャーロック・ホームズを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
さらに太平洋戦争時のアメリカの司令官、ダグラス・マッカーサーなども有名です。
その他にもヨーロッパやアメリカの様々な政治家や芸術家が、パイプの愛好家として知られています。

パイプはタバコを入れる火皿、口をつけて煙を味わう吸い口、火皿と吸い口をつなぐ煙道により構成されます。
材質はブライヤなどの木製や、海泡石と呼ばれる鉱物のメシャム、陶器や鉄やガラスなど様々なものが使われています。
パイプのデザインには様々な種類がありますが、基本的な構造はいずれも同様です。

古典的なパイプでは煙道にヤニ止めと呼ばれる構造が設けられており、近年のパイプの中には煙道にフィルターを取り付けられるタイプなどが登場しています。
ちなみに日本にはキセルという喫煙具がありますが、キセルもまたパイプの種類のひとつです。
日本古来の伝統的なパイプがキセルだと考えればよいでしょう。

まずは火皿の部分にタバコの葉をつめて、マッチまたは専用のライターで火をつけます。
1回の喫煙で消費するタバコの葉は紙巻きたばこ3本から4本分であり、喫煙時間の平均は30分から1時間程度になります。
上級者になるとさらに長時間の喫煙が可能ですが、パイプでの喫煙には独特のコツがあるため、初心者の場合には途中で火が消えてしまうことがあるかもしれません。
さらに使い込んだパイプは「時代がついた」ものとして、愛好家の間で珍重されます。
ブライヤなどの木材で造られたパイプは使い込むと木目が強調された独自の味わいになりますし、さらに鉱石や陶器などで造られたパイプは琥珀色へと変化するのです。

パイプの健康への影響は?

大人の嗜みとして人気を集めるパイプには、通常の紙巻きたばこよりも健康への影響が少ないという特徴があります。
パイプでの喫煙ではタバコの葉を燃やした煙をそのまま吸い込むため、健康に悪影響を与えるのではないかと考える人が多いのですが、実はそうではないのです。
紙巻タバコは木材のチップにニコチンを染み込ませたものが主な材料であり、さらに人工的に作られた香料や燃焼促進剤などが配合されています。
紙巻タバコには様々な添加物が含まれており、特に有害物質であるタールの成分は健康に重大な影響を与えることになります。

一方のパイプで使用するのはタバコの葉100%であり、タバコの葉そのものにはタールなどの成分は一切含まれていません。
無添加で安全性が高く、タバコの葉本来の純粋な味が楽しめるのです。
またパイプでの喫煙では口の中で煙を「ふかす」ことで、タバコの風味を味わいます。

紙巻タバコのように肺の中に深く吸い込むことはありませんし、煙道を通過した煙は紙巻きたばこの煙よりも温度が低いことも、健康に与える影響が少ない理由となっています。
さらにパイプの吸い方にはいわゆるコツのようなものがあり、火皿に詰めたタバコの葉に付けた火を消すことなく最後まで吸いきるためには、熟練の技術が必要とされます。
精神を集中してゆっくりとパイプを味わうことには、癒しやリラックスやストレス解消などの効果が期待できるのです。

健康への影響が少ないとされるパイプですが、食事の際に料理やドリンクなどと一緒に楽しむのは、やはりマナー違反だといえるでしょう。
喫煙は料理やドリンクなどをじっくりと味わった後で、許可された場所でマナーを守ってゆっくりと楽しんでください。